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チーク材

チークは使えば使うほどに味わい深いものとなっていく銘木として世界中で愛されてきました。

東南アジアの熱帯雨林地帯で生息するこのチークは非常に硬く、伸縮しにくく、反りにくいだけでなくその内部に蓄えられた豊富な油分によって水の浸透を軽減し、塩分や害虫にも強く、ボルトや釘などを使用してもそれらが錆びにくいという類い希な性質を持っています。直射日光や風雨にさらされる豪華客船の甲板の材料として利用されてきた事からもその耐久性の高さが伺えます。これだけの耐久性を持ちながらも、柔軟性があり加工性にも富み、何より経年変化が美しいという点で代替品との差は余りにも大きく、もはや他に近しい木材など存在しないと言わざるを得ません。

ナラ材

加工が容易で、家具やフローリングなどに多く使用されています。家具におけるナラ材の用途はその硬さを生かしたテーブルなどが一般的です。

 ヨーロッパや北アメリカではウィスキーやワインの樽の材料などに広く使われています。木肌は中程度から粗めの堅い素材で木目がはっきりし、特に柾目面にはそれが美しい模様として現れます。また虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋を連想させる模様が現れることも特徴です。

ウォールナット

木材としてはチークやマホガニーと共に世界三大銘木の一つに選ばれています。木目は真っ直ぐですが交差ねじれ、こぶのあるものが高級とされています。木質は重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあり狂いが少なく加工性や着色性が良いという特性を持っています。落ち着いた色合いと美しい光沢、重厚な木目から高級家具材や工芸材に用いられてきました。

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